商品一覧
私たちのお米づくり
同友会のお米が届くまで
大潟村同友会では、毎年おいしいお米をお届けするため、さまざまな手順でお米づくりをしています。
お客様へお米が届くまでの簡単な流れをご説明します。
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同友会の米作りのスタート!種もみを約60℃の熱湯に10分ほど浸すことで、種もみのまわりの雑菌を消毒します。この作業により、農薬を使わない消毒が可能になります。
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苗箱の中に土とともに種もみをまき、ビニールハウスの中へ。約1週間で発芽し苗の成長に合わせた水やりなどを行います。発芽まではドキドキの1週間を過ごしています。
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トラクターで昨年の田んぼの表面を粗く砕いていきます。土が空気に触れることで、根の成長に必要な酸素を土が取りこみます。なるべく天気がいい時を狙い行いたいのですが、天気を選びすぎるとあとで一気に行わなければならなくなったりします。
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田起こしで粗く砕いた田んぼに水を入れて、今度は細かく砕くことで土が泥になり「代(しろ)」と呼ばれる苗を植えられる状態にします。農作業の中でもセンスが問われる作業です。代かきが終わると田植えの準備が整います。
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春作業の集大成が田植えです。4月の種まきから育ててきた苗が田んぼに植わっていき、ほっと一息ではなく・・・植えたばかりの苗が、しっかりと根を張るまで気を抜けません。寒い風に当らないように田んぼの水位を調整したりと、植えてからの2週間ほどが勝負だったりします。
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この期間は稲の生育を確認しながら、田んぼの周りの草刈りで歩き回り、田んぼの中の雑草を取るために歩き回り、1年の半分の歩数を稼ぐことになります。また、その年の天候に合わせた肥培管理を行いながら収穫の秋に向かっていきます。
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半年に及ぶ米作りの総決算の作業です。作業中は稲刈り機からダンプに籾を排出していきながら、去年よりも収穫量は多いかな?少ないかな?と一喜一憂しています。その後、乾燥機に籾を移し、水分を適正値まで落としていくのですが、この作業も乾燥させすぎてしまうと品質に影響が出てしまいますので、なかなか気の抜けない作業になります。
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乾燥の終わった籾を玄米にしていく作業です。この作業をすることで、田んぼに植わっていた時には見えなかったその年の米の品質が見えてきます。同友会では一度に全量を玄米にするのではなく籾で保管し、必要量を玄米にしていくことで品質の維持に努めています。
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お客様にお送りするところまでが同友会の米作りです。単なる作業としてではなく、お客様に届く商品だと意識しながら一つ一つの荷物を出しています。